専門性その4 言葉にする
私は「言葉にする」ことを仕事にしています。
ただし、文章を書く仕事という意味ではありません。
私がしているのは、まだ言葉になっていないものを言葉にする仕事です。
経営者の方とお話ししていると、
「なんとなくモヤモヤしている」
「何かがおかしい気がする」
「うまく説明できない」
という状態によく出会います。
私自身もそうです。
違和感は最初から言葉になっているわけではありません。
むしろ、言葉にならないから気になるのです。
だから私は、
- 話を聞きます。
- 数字を見ます。
- 現場を見ます。
- そして図を書きます。
- 頭の中でつながりを整理します。
そうしているうちに、
「もしかするとこういうことではありませんか」
という言葉が見つかります。
すると相手の方が、
「そうです、それです!」
とおっしゃることがあります。
私はこの瞬間が好きです。
問題が解決したわけではありません。
でも、それまで曖昧だったものに名前が付いたのです。
- 人は言葉になると考えられるようになります。
- 考えられるようになると選べるようになります。
- 選べるようになると動けるようになります。
だから私は、言葉を整えることを大切にしています。
- キャッチコピーもそうです。
- 経営理念もそうです。
- サービス名もそうです。
- 組織の中で使われる言葉もそうです。
言葉は単なる説明ではありません。
言葉は、その人や組織が世界をどう見ているかを表しています。
私は構造を見つけ、それを言葉にすることで、人や組織が自分自身を理解できるようになるお手伝いをしています。


